ジュリエット兵器局

最近はS&Tから98kが発売され、安価でしかもZF39スコープがつけられたり、

VSRのパーツが流用出来たり、使い勝手が良いためこちらのユーザの方が増えてきていると思います。


ただタナカ新Airは今では古い機種ですが、刻印が非常にリアルで、

しかも、意外と性能も高く、箱出しで結構当たる性能になっているため、

お座敷でもゲームでも使える名銃です。



ただチャンバーパッキンがオリジナルで、ここをいじっての性能アップは難しく、

シリンダーもピンで封印されているため、ボール盤がないとスプリングの交換もできません。

箱出し性能が高いのですが、ホップが弱めのため、重量弾の使用はちょっときついです。



今回紹介するのは、そんなタナカ98kのホップの効きをよくする技です。

98kの押しゴムはマルイ系よりも太めのゴムチューブになってます。



マルイ系より大きいことでつぶれやすく、ホップの効きが優しめになってしまっています。

穴のサイズはだいたい直径2mmくらいです。




最初はこの穴につまようじなどを入れてみたのですが、98kのホップ調整幅が細かくないこともあり、

個体だと固すぎてホップ調整がピーキーすぎて使い物になりませんでした。

そこで現在使っているのが、線径2.25mm、硬度50°のシリコンOリングを切ったものです



ノギスで測った時はちょっと大きめに出てましたが、こんな感じです。



穴より大きいですが、柔らかいこともあり簡単に入ります。

余った部分をニッパーなどできれば完成です。




これだけでかなりホップの効きがよくなり、フラット弾道を目指せるので、タナカ98kをお持ちの方はぜひお試しください。

私が使っているOリングは、5年前くらいに　ここ　で買いました。

昔は1個単位で買えたのですが今は500個単位になってしまい、なかなか購入が難しいかもです。

他の材質のもので試したりしてみてください。

【追記】
MISUMIにシリコンのKS規格のものがありました。

使えるか保証はしませんが、気になる方は試してみてください。

こちら