2022年09月08日
【保存版】MG42電動ガンの比較と互換性について(+α)
ドーモ、ジュリエットです!
今回はMG42電動ガンの紹介をしたいと思います。
なお、私はゆるふわドイツ勢なのでモールドが云々だとか、刻印が云々だとかはあまり気にしません。
★バレルジャケット
S&Tだけ、一番先端側の丸穴がありません。ここでS&T製かそれ以外かを判別できます。
★フロントサイト
S&Tとショウエイは同じで、ネジで左右に傾けるような形状になっています。
G&Gはオリジナル形状で、前側のイモネジを緩めることで左右にスライドできます。
★ショウエイ製対空フロントサイトの対応
ショウエイ以外は穴の直径が細すぎて入りません。
★対空フロントサイト取り付け基部
マニアックな部分ですが、対空サイトは軸の溝をリングクリップで固定するような形状になっています。
そのリングクリップ用のスリットが銃側の基部には必要なのですが、なぜかG&Gだけありません。
バレル交換機能のおかげで一番リングクリップをつけやすいにもかかわらず、です。
サバゲで対空三脚&サイトを使う身として、ここは結構残念ポイントでした。
★バイポッドの互換性
ほぼすべてに互換性がありました。
唯一ダメだったのはショウエイEBBの銃本体にS&Tのバイポッドです。
こんな感じで後端部がギリギリ入りません。
まあショウエイ製にS&Tバイポッドを入れることはないと思うので問題ないでしょう。
★バイポッドの角度
互換性は確認できたので、G&Gの本体にそれぞれのバイポッドをつけてみた図です。
明らかにS&Tバイポッドは前に倒れすぎる感じがあります。
ショウエイとG&Gはほぼ同じくらいです。
横からバイポッドだけ見るとこんな感じです。
前側に最大まで倒した状態にして撮りましたが、固定できないので若干ずれているかもです。
S&Tだけ異常に前のめりが可能であることがわかります。
★S&Tフィードトレイとマガジン
S&Tマガジン以外は取り付けられないことはないですが、ロック部分がしっかりと掛かりません。
また、前側のツメのかかりが浅かったりするので、そのまま使うと脱落の恐れがあります。
★ショウエイフィードトレイとマガジン
ショウエイの場合、しっかりとロックがかかるマガジンはありませんでした。
S&Tマグなどは平行に取り付けることすら怪しい感じでした。バイポッドといい、相性が悪いようです。
実マグ、G&Gマグは入っているように見えますがロックはかかっていないので、激しい動きをした際に外れる恐れがあります。
★G&Gフィードトレイとマガジン
G&Gマグは幅が若干狭いのか、S&T、実ともに奥まで入れることが出来ませんでした。
余談ですが、私のG&G MG42はフィードトレイにマガジンがロックできない初期不良がありました。
別のフィードトレイに交換したところ、しっかり固定できるようになったため、個体差もあるのかもしれません。
(高級機なんだから、検品しっかりしろという話ではありますが・・・)
★フィードトレイの互換性について
フィードトレイは各社異なっています。
メカボがそれぞれ違うので、干渉しないためです。
ただ、意外と互換性があります。
こんな感じで、メカボに干渉するのでフィードカバーを閉じられませんが普通につきます。
唯一、G&Gフィードトレイの穴にS&Tの固定ピンが通らかったので、この組み合わせだけはダメでした。
ショウエイABBをお持ちの方は、ツメ付きフィードトレイがプレミア化してますので、加工して流用するのもいいかもしれませんね。
★その他(スリングポイント)
S&Tの欠点がスリングポイントです。
アルミ製で厚みが薄いため、スリングつけてハードに使っていると画像のようにえぐれてしまいます。
G&Gは結構使いこんでいますが全く劣化はありません。
12kgオーバーの本体をぶら下げるわけですが、バレルジャケットが恐ろしく頑丈なので安心です。
ショウエイはゲームでの使用がないのでわかりません。
ちなみに各社MG42をたたいた時の音はこんな感じです。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1567809585490309120
★その他(S&T豆知識)
他に書くところがないので・・・
S&Tはなぜかインチネジ仕様です。
チャンバーとメカボをつなぐあのネジはUNF#4 1/2がちょうどいいです。
★個人的な評価
あくまでゆるふわドイツ勢としての見解ですが、おすすめ順は G&G > S&T > ショウエイ かなと思います。
G&Gは刻印が・・・という人もいるかもしれませんが、あの凶悪なまでの重さが全てをリアルにしています。
筋力にもよりますが、ショウエイやS&Tは8kg程度なので普通に立射が可能で、巨大なアサルトライフルみたいな感じで使えます。
その点、G&Gはほぼ実銃と同じ12kgあります。
よほどのマッチョマンでない限り、肩付しての立射は困難です。
そのため、バイポッドでの伏せ撃ち、依託射撃、小脇に抱えたランボー撃ちしないと運用が出来ません。
FPSで見るような、構えたままでの匍匐などできるはずもありません。
また、フィールドイン・アウトのたびに12kgの物体をセーフティ⇔フィールドの間、運ぶ必要があります。
起伏の激しいフィールドではこれだけで重労働です。機関銃手の苦労を身をもって学ぶことが出来ます。
以上から、この重くて長くて扱いづらい感じが最高のMG42体験だと私は考えます。
そういう意味でも、リアルなMG42体験ができるG&Gが一番だと思います。
G&G MG42については「なかなか売っていない」「30万くらいする」という話を聞きますが、台湾から直輸入すれば2000ドル程度で購入できます。
実際、私はこちらで購入しました。
http://www.bbdragon.com.tw/product_info.php/products_id/3807
S&Tは安さと取り回しの良さとカスタム製で優れます。
内部はマルイ準拠なので、個人でもなんとかなります。
メカボ割れが話題になりますが、メカボ割れた話はネット上で出回っているだけで、リアルで見たことはありません。
割れたという話も流速のために強力なスプリングとヘビーピストンを組み込んだ結果なので、普通にカスタムする分には滅多に割れないと思います。
そういう意味でサバゲーでMG42を使いたい方にはS&T製がおすすめです。
ショウエイEBBは入手困難性もあり、ほぼほぼコレクターズアイテムだと思っています。
部屋撃ちや飾っておく人には一番おすすめできます。
ただし、銃自体が大きいので、EBBによる反動はほとんど無いと思ってもらっていいです。
そういう意味では、運用が不便になりますが、より反動が強く、リアルなABBを買った方がいいのかもしれません。
★最後に
MG42電動ガンはサードパーティ製のパーツなどありませんが、私含めて何人かパーツを作っていたりします。
参考までにリンクを貼りますので、よかったら見てみてください。
●ペロタ様
https://perota79.booth.pm/
●F&F Gunparts様
https://flatandfield.shopselect.net/items/44774308
●ジュリエット兵器局(うちのboothのページです)
https://js-hardware.booth.pm/
今回はMG42電動ガンの紹介をしたいと思います。
なお、私はゆるふわドイツ勢なのでモールドが云々だとか、刻印が云々だとかはあまり気にしません。
★バレルジャケット
S&Tだけ、一番先端側の丸穴がありません。ここでS&T製かそれ以外かを判別できます。
★フロントサイト
S&Tとショウエイは同じで、ネジで左右に傾けるような形状になっています。
G&Gはオリジナル形状で、前側のイモネジを緩めることで左右にスライドできます。
★ショウエイ製対空フロントサイトの対応
ショウエイ以外は穴の直径が細すぎて入りません。
★対空フロントサイト取り付け基部
マニアックな部分ですが、対空サイトは軸の溝をリングクリップで固定するような形状になっています。
そのリングクリップ用のスリットが銃側の基部には必要なのですが、なぜかG&Gだけありません。
バレル交換機能のおかげで一番リングクリップをつけやすいにもかかわらず、です。
サバゲで対空三脚&サイトを使う身として、ここは結構残念ポイントでした。
★バイポッドの互換性
ほぼすべてに互換性がありました。
唯一ダメだったのはショウエイEBBの銃本体にS&Tのバイポッドです。
こんな感じで後端部がギリギリ入りません。
まあショウエイ製にS&Tバイポッドを入れることはないと思うので問題ないでしょう。
★バイポッドの角度
互換性は確認できたので、G&Gの本体にそれぞれのバイポッドをつけてみた図です。
明らかにS&Tバイポッドは前に倒れすぎる感じがあります。
ショウエイとG&Gはほぼ同じくらいです。
横からバイポッドだけ見るとこんな感じです。
前側に最大まで倒した状態にして撮りましたが、固定できないので若干ずれているかもです。
S&Tだけ異常に前のめりが可能であることがわかります。
★S&Tフィードトレイとマガジン
S&Tマガジン以外は取り付けられないことはないですが、ロック部分がしっかりと掛かりません。
また、前側のツメのかかりが浅かったりするので、そのまま使うと脱落の恐れがあります。
★ショウエイフィードトレイとマガジン
ショウエイの場合、しっかりとロックがかかるマガジンはありませんでした。
S&Tマグなどは平行に取り付けることすら怪しい感じでした。バイポッドといい、相性が悪いようです。
実マグ、G&Gマグは入っているように見えますがロックはかかっていないので、激しい動きをした際に外れる恐れがあります。
★G&Gフィードトレイとマガジン
G&Gマグは幅が若干狭いのか、S&T、実ともに奥まで入れることが出来ませんでした。
余談ですが、私のG&G MG42はフィードトレイにマガジンがロックできない初期不良がありました。
別のフィードトレイに交換したところ、しっかり固定できるようになったため、個体差もあるのかもしれません。
(高級機なんだから、検品しっかりしろという話ではありますが・・・)
★フィードトレイの互換性について
フィードトレイは各社異なっています。
メカボがそれぞれ違うので、干渉しないためです。
ただ、意外と互換性があります。
こんな感じで、メカボに干渉するのでフィードカバーを閉じられませんが普通につきます。
唯一、G&Gフィードトレイの穴にS&Tの固定ピンが通らかったので、この組み合わせだけはダメでした。
ショウエイABBをお持ちの方は、ツメ付きフィードトレイがプレミア化してますので、加工して流用するのもいいかもしれませんね。
★その他(スリングポイント)
S&Tの欠点がスリングポイントです。
アルミ製で厚みが薄いため、スリングつけてハードに使っていると画像のようにえぐれてしまいます。
G&Gは結構使いこんでいますが全く劣化はありません。
12kgオーバーの本体をぶら下げるわけですが、バレルジャケットが恐ろしく頑丈なので安心です。
ショウエイはゲームでの使用がないのでわかりません。
ちなみに各社MG42をたたいた時の音はこんな感じです。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1567809585490309120
★その他(S&T豆知識)
他に書くところがないので・・・
S&Tはなぜかインチネジ仕様です。
チャンバーとメカボをつなぐあのネジはUNF#4 1/2がちょうどいいです。
★個人的な評価
あくまでゆるふわドイツ勢としての見解ですが、おすすめ順は G&G > S&T > ショウエイ かなと思います。
G&Gは刻印が・・・という人もいるかもしれませんが、あの凶悪なまでの重さが全てをリアルにしています。
筋力にもよりますが、ショウエイやS&Tは8kg程度なので普通に立射が可能で、巨大なアサルトライフルみたいな感じで使えます。
その点、G&Gはほぼ実銃と同じ12kgあります。
よほどのマッチョマンでない限り、肩付しての立射は困難です。
そのため、バイポッドでの伏せ撃ち、依託射撃、小脇に抱えたランボー撃ちしないと運用が出来ません。
FPSで見るような、構えたままでの匍匐などできるはずもありません。
また、フィールドイン・アウトのたびに12kgの物体をセーフティ⇔フィールドの間、運ぶ必要があります。
起伏の激しいフィールドではこれだけで重労働です。機関銃手の苦労を身をもって学ぶことが出来ます。
以上から、この重くて長くて扱いづらい感じが最高のMG42体験だと私は考えます。
そういう意味でも、リアルなMG42体験ができるG&Gが一番だと思います。
G&G MG42については「なかなか売っていない」「30万くらいする」という話を聞きますが、台湾から直輸入すれば2000ドル程度で購入できます。
実際、私はこちらで購入しました。
http://www.bbdragon.com.tw/product_info.php/products_id/3807
S&Tは安さと取り回しの良さとカスタム製で優れます。
内部はマルイ準拠なので、個人でもなんとかなります。
メカボ割れが話題になりますが、メカボ割れた話はネット上で出回っているだけで、リアルで見たことはありません。
割れたという話も流速のために強力なスプリングとヘビーピストンを組み込んだ結果なので、普通にカスタムする分には滅多に割れないと思います。
そういう意味でサバゲーでMG42を使いたい方にはS&T製がおすすめです。
ショウエイEBBは入手困難性もあり、ほぼほぼコレクターズアイテムだと思っています。
部屋撃ちや飾っておく人には一番おすすめできます。
ただし、銃自体が大きいので、EBBによる反動はほとんど無いと思ってもらっていいです。
そういう意味では、運用が不便になりますが、より反動が強く、リアルなABBを買った方がいいのかもしれません。
★最後に
MG42電動ガンはサードパーティ製のパーツなどありませんが、私含めて何人かパーツを作っていたりします。
参考までにリンクを貼りますので、よかったら見てみてください。
●ペロタ様
https://perota79.booth.pm/
●F&F Gunparts様
https://flatandfield.shopselect.net/items/44774308
●ジュリエット兵器局(うちのboothのページです)
https://js-hardware.booth.pm/
Posted by ジュリエット at 20:12│Comments(0)
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