2022年11月12日
タナカ ルガーP08ガスコキ化について
ドーモ、ジュリエットです!
タナカのガスガン、ルガーP08用のパーツが完成したので紹介します!
今回紹介するのはガスコキ化用のピストンとマルイホップを組み込むためのチャンバーです。
【開発経緯】
ルガーは独特の動作からファンも多いのですが、寒さに弱く、真夏以外ではワンマガジン撃ち切ることは難しいです。
そんのため、WW2独軍勢は冬場に使えるハンドガンがほとんどありません。
マルシンの固定ガスP38は廃盤、マルイのエアコキはルガーは廃盤、P38は謎デフォルメでマガジンも割りばしなのでちょっと・・・という感じです。
今回のパーツはタナカルガーを使うため、見た目や質感は文句なしです。
ただ、タナカルガーは可変ホップ搭載といいつつ、イモネジで上に向かって押し付ける謎ホップのため、ドライブシュートになり全然飛びません。
そのため、そのままガスコキにしてもゲームで使うにはかなりきついものとなってしまいます。
今回はそれに対応すべく、マルイ電ハン用パッキン&バレル対応チャンバーもセットにしました。
これらを合わせて使うことで、普通にサバゲーでも使える性能になります。
参考までに気温25℃で試射したものがこちらになります。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1582294748819513346
弾道を見るために試射した動画がこちらです。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1584091010149543936
【必要なもの】
1 3Dプリンタ製チャンバー
2 3Dプリンタ製ガスコキピストン
3 六角ナット
4 イモネジ
5 M2ネジ
6 ハンマースプリング(オプション)
7 スプリング用スペーサ(オプション)


【別途準備が必要なもの】
1 電ハン用バレル
2 電ハン用ホップパッキン
3 瞬間接着剤
4 バレルカット用の道具
5 ピンポンチとハンマー
6 ドライバー、六角レンチ

アフィリエイトで恐縮ですが接着剤はこちらを推奨しています。
PA12GBと金属の接着が出来るものであればなんでも構いません。
【組み立て手順 ピストン】
1 分解
スライドとシャーシを分解します。
2 オリジナルピストン取り外し
後ろ側のマイナスネジのふたを外します。

中にOリングと引きバネの台座があるのでこれを外します。
これでピストンを前から引き抜くことが出来ます。
取り外した写真のパーツはガスブロに戻すときに必要になるので大切に取っておいてください。

3 ガスコキピストンの取り付け
オリジナルピストンの代わりにガスコキピストンを取り付けます。
これでピストンは終わりです。

【組み立て手順1 チャンバーとバレル】
1 電ハン用バレルに巻いてある黒いシールをはがします。
2 チャンバーの組付け確認
チャンバーの前部と後部をつけてみます。
ハマりが悪い場合は、赤線で示した出っ張りの周りをやすりかマイナスドライバーでこすってあげるとハマるようになります。
面倒な場合は出っ張りを切り取ってしまっても構いません。

3 チャンバー内径の確認
チャンバーに電ハン用バレル&パッキンをはめてみます。
結構ギリギリな設計なので、きつい場合はバレルに紙やすりを巻き付けて内側をやすってください。
4 バレル長の調整
チャンバー前部と後部をバレルに取り付けて、スライドに取り付けてみます。
赤線の部分がツライチになれば問題ないですが、おそらく電ハン用バレルは長すぎるので切断する必要があると思います。

私の場合は87.35mmにしています。(ルガー4インチ)

5 ホップ機構の取り付け
意味一番の難関です。
紙や薄いプラスチックを丸めてチャンバーに差し込み、これをガイドにして六角ナットを接着します。
ネジ穴に接着剤がついたり、傾いたりしないように慎重に行ってください。

この時、横着してバレル&パッキンをガイドにして接着すると、高確率でパッキンごと羽目になるので気を付けてください。
6 完成
問題なければ
・ チャンバー前部と後部をM2ネジで固定
※ネジが小さいため、穴がナメてしまうことがありますが、ネジ止めしなくても特に問題ありません。
・ オリジナルから外したイモネジ(ホップ調整用)で下から回転止め
・ホップ調整用のイモネジを上から入れる
これで完成です。

【組み立て手順 シャーシ】
1 説 明
シャーシで行うのは、画像で示した、バルブノッカーロッカーの除去とスプリングの調整です。

2 スライドストップ機構の取り外し
まず、右側面の小さなマイナスネジを緩めます。ある程度緩めたらスライドストップ用のパーツと小さなバネが外せます。


3 セーフティレバーの取り外し
赤丸のプラスネジを外してセーフティレバーを取り外します。

4 ハンマーアッセンブリの取り外し
赤丸のピンをピンポンチとハンマーを使って外します。
これを抜くとハンマーアッセンブリが上方向に飛びそうになるので、最後の方は押さえながら抜いてください

5 バルブノッカーロッカーの除去
赤丸のマイナスネジふたつを外してバルブノッカーロッカーを除去します。


赤線で示したバルブノッカーロッカーのバネピンとマイナスネジはなくさないように戻しても構いませんし、外して保管しても構いません。

6 スプリングの調整
バルブノッカーロッカーの除去が終わったら、再度シャーシに組付け。4で外したピンでシャーシに固定します。
ハンマーを起こして赤丸のパーツを矢印方向に押し込むとハンマーが落ちることを確認します。
※ハンマーでけがをしないように気を付けてください。
※写真ではバルブノッカーロッカーがついたままになっていますがご了承ください。
確認が出来たらマガジンをはめてみて、どれぐらいガスが出るかを確認します。

ガスが出すぎるようなら、再度ハンマーアッセンブリを外して、スプリングをカットして下さい。
オリジナルをカットするのが怖いという方は、オプションのスプリングをお使いください。
ガスの出が弱い場合や、カットしすぎた場合はスペーサを使って調整してください。

7 組み立て
スプリングの調整が終わったら逆の手順で組み立てます。
【完 成】
お疲れさまでした。
あとはスライドとシャーシを合体させたら完成です!
ホップが強すぎる場合は、重量弾を使ったり、イモネジを削ったりして、適宜調整してください。
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
気になった方は是非一度見てみてください。
https://js-hardware.booth.pm/items/4313959
タナカのガスガン、ルガーP08用のパーツが完成したので紹介します!
今回紹介するのはガスコキ化用のピストンとマルイホップを組み込むためのチャンバーです。
【開発経緯】
ルガーは独特の動作からファンも多いのですが、寒さに弱く、真夏以外ではワンマガジン撃ち切ることは難しいです。
そんのため、WW2独軍勢は冬場に使えるハンドガンがほとんどありません。
マルシンの固定ガスP38は廃盤、マルイのエアコキはルガーは廃盤、P38は謎デフォルメでマガジンも割りばしなのでちょっと・・・という感じです。
今回のパーツはタナカルガーを使うため、見た目や質感は文句なしです。
ただ、タナカルガーは可変ホップ搭載といいつつ、イモネジで上に向かって押し付ける謎ホップのため、ドライブシュートになり全然飛びません。
そのため、そのままガスコキにしてもゲームで使うにはかなりきついものとなってしまいます。
今回はそれに対応すべく、マルイ電ハン用パッキン&バレル対応チャンバーもセットにしました。
これらを合わせて使うことで、普通にサバゲーでも使える性能になります。
参考までに気温25℃で試射したものがこちらになります。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1582294748819513346
弾道を見るために試射した動画がこちらです。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1584091010149543936
【必要なもの】
1 3Dプリンタ製チャンバー
2 3Dプリンタ製ガスコキピストン
3 六角ナット
4 イモネジ
5 M2ネジ
6 ハンマースプリング(オプション)
7 スプリング用スペーサ(オプション)


【別途準備が必要なもの】
1 電ハン用バレル
2 電ハン用ホップパッキン
3 瞬間接着剤
4 バレルカット用の道具
5 ピンポンチとハンマー
6 ドライバー、六角レンチ

アフィリエイトで恐縮ですが接着剤はこちらを推奨しています。
PA12GBと金属の接着が出来るものであればなんでも構いません。
【組み立て手順 ピストン】
1 分解
スライドとシャーシを分解します。
2 オリジナルピストン取り外し
後ろ側のマイナスネジのふたを外します。

中にOリングと引きバネの台座があるのでこれを外します。
これでピストンを前から引き抜くことが出来ます。
取り外した写真のパーツはガスブロに戻すときに必要になるので大切に取っておいてください。

3 ガスコキピストンの取り付け
オリジナルピストンの代わりにガスコキピストンを取り付けます。
これでピストンは終わりです。

【組み立て手順1 チャンバーとバレル】
1 電ハン用バレルに巻いてある黒いシールをはがします。
2 チャンバーの組付け確認
チャンバーの前部と後部をつけてみます。
ハマりが悪い場合は、赤線で示した出っ張りの周りをやすりかマイナスドライバーでこすってあげるとハマるようになります。
面倒な場合は出っ張りを切り取ってしまっても構いません。

3 チャンバー内径の確認
チャンバーに電ハン用バレル&パッキンをはめてみます。
結構ギリギリな設計なので、きつい場合はバレルに紙やすりを巻き付けて内側をやすってください。
4 バレル長の調整
チャンバー前部と後部をバレルに取り付けて、スライドに取り付けてみます。
赤線の部分がツライチになれば問題ないですが、おそらく電ハン用バレルは長すぎるので切断する必要があると思います。

私の場合は87.35mmにしています。(ルガー4インチ)

5 ホップ機構の取り付け
意味一番の難関です。
紙や薄いプラスチックを丸めてチャンバーに差し込み、これをガイドにして六角ナットを接着します。
ネジ穴に接着剤がついたり、傾いたりしないように慎重に行ってください。

この時、横着してバレル&パッキンをガイドにして接着すると、高確率でパッキンごと羽目になるので気を付けてください。
6 完成
問題なければ
・ チャンバー前部と後部をM2ネジで固定
※ネジが小さいため、穴がナメてしまうことがありますが、ネジ止めしなくても特に問題ありません。
・ オリジナルから外したイモネジ(ホップ調整用)で下から回転止め
・ホップ調整用のイモネジを上から入れる
これで完成です。

【組み立て手順 シャーシ】
1 説 明
シャーシで行うのは、画像で示した、バルブノッカーロッカーの除去とスプリングの調整です。

2 スライドストップ機構の取り外し
まず、右側面の小さなマイナスネジを緩めます。ある程度緩めたらスライドストップ用のパーツと小さなバネが外せます。


3 セーフティレバーの取り外し
赤丸のプラスネジを外してセーフティレバーを取り外します。

4 ハンマーアッセンブリの取り外し
赤丸のピンをピンポンチとハンマーを使って外します。
これを抜くとハンマーアッセンブリが上方向に飛びそうになるので、最後の方は押さえながら抜いてください

5 バルブノッカーロッカーの除去
赤丸のマイナスネジふたつを外してバルブノッカーロッカーを除去します。


赤線で示したバルブノッカーロッカーのバネピンとマイナスネジはなくさないように戻しても構いませんし、外して保管しても構いません。

6 スプリングの調整
バルブノッカーロッカーの除去が終わったら、再度シャーシに組付け。4で外したピンでシャーシに固定します。
ハンマーを起こして赤丸のパーツを矢印方向に押し込むとハンマーが落ちることを確認します。
※ハンマーでけがをしないように気を付けてください。
※写真ではバルブノッカーロッカーがついたままになっていますがご了承ください。
確認が出来たらマガジンをはめてみて、どれぐらいガスが出るかを確認します。

ガスが出すぎるようなら、再度ハンマーアッセンブリを外して、スプリングをカットして下さい。
オリジナルをカットするのが怖いという方は、オプションのスプリングをお使いください。
ガスの出が弱い場合や、カットしすぎた場合はスペーサを使って調整してください。

7 組み立て
スプリングの調整が終わったら逆の手順で組み立てます。
【完 成】
お疲れさまでした。
あとはスライドとシャーシを合体させたら完成です!
ホップが強すぎる場合は、重量弾を使ったり、イモネジを削ったりして、適宜調整してください。
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
気になった方は是非一度見てみてください。
https://js-hardware.booth.pm/items/4313959
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