2024年01月14日
サバゲー用火炎瓶型グレネードキット
ドーモ、ジュリエットです!
久しぶりにグレネードを開発しました!
これまでは軍装勢用でしたが、今回は非正規な集団や世紀末な方々の方が似合うかなと思います。
火炎瓶型グレネードです!
【必要なもの】
● 3Dプリンタ製パーツ
● GR02グレネード
● M3×20 キャップボルト×3
● 紐
● 赤いリボンや布等
【組み立て手順】
1 3Dプリンタパーツのチェック
今回のパーツはランナーで接続して出力している関係でバリが残っている箇所があります。
見つけた場合はニッパー等で切り、必要に応じてヤスリがけして下さい。
2 GR02グレネードの処理
ピンポンチを使ってレバーを外して下さい。
その後、本体上部の3つのネジを外します。
外し終わったら図のように3Dプリンタ製パーツの下部をM3×20のキャップボルトで留めます。
3 リボンの準備
リボンを適当な長さに切ったものを用意します。
長さや本数は自由ですし、布等を使ってもいいと思います。
火炎っぽい感じに出来ればなおよいです。
4 安全装置の抜け止めリング取り付け
安全装置の溝に付属の抜け止めリングを取りつけます。
5 紐通し
3Dプリンタパーツの下側から紐を通します。
ある程度入れたらしたから息を吹き込むとビンの口部分から出てくると思います。難しければクリーニングロッドを使って下さい。
6 リボンの取り付け
次にビンの口側から出ている紐に先ほど用意したリボンを結びつけます。
強く引っ張るのでしっかり結んで下さい。
リボンを結び終えたら下側から紐を引っ張り、リボンを上部に引き込みます。
これをやっておかないと、安全装置解除時に紐が見えてかっこ悪いことになります。
7 安全装置の取り付け
ある程度引き込んだところで安全装置の穴に紐を結びます。
こちらもほどけないようにしっかり結びましょう。
余った紐はカットして下さい。
8 安全装置のスタンバイ
リボンを軽く引き、写真のように安全装置の出っ張りが引っかかった状態にします。
9 合体
この状態で最初に組み立てた下部に差し込み、時計回りに回してロックしたら準備完了です!
ロックは結構固めです。固すぎる場合は上部パーツの赤く塗った部分を削って調整して下さい。
10 起爆
リボンを引っ張り、カチッとした感覚があれば起爆準備完了です!
衝撃により起爆します。
11 再装填
上部を反時計回りに回して外し、安全装置を指で引きだして下さい。
あとは5と同じです。
12 販売等
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
https://js-hardware.booth.pm/items/5424868
気になった方は是非一度見てみてください!
久しぶりにグレネードを開発しました!
これまでは軍装勢用でしたが、今回は非正規な集団や世紀末な方々の方が似合うかなと思います。
火炎瓶型グレネードです!
【必要なもの】
● 3Dプリンタ製パーツ
● GR02グレネード
● M3×20 キャップボルト×3
● 紐
● 赤いリボンや布等
【組み立て手順】
1 3Dプリンタパーツのチェック
今回のパーツはランナーで接続して出力している関係でバリが残っている箇所があります。
見つけた場合はニッパー等で切り、必要に応じてヤスリがけして下さい。
2 GR02グレネードの処理
ピンポンチを使ってレバーを外して下さい。
その後、本体上部の3つのネジを外します。
外し終わったら図のように3Dプリンタ製パーツの下部をM3×20のキャップボルトで留めます。
3 リボンの準備
リボンを適当な長さに切ったものを用意します。
長さや本数は自由ですし、布等を使ってもいいと思います。
火炎っぽい感じに出来ればなおよいです。
4 安全装置の抜け止めリング取り付け
安全装置の溝に付属の抜け止めリングを取りつけます。
5 紐通し
3Dプリンタパーツの下側から紐を通します。
ある程度入れたらしたから息を吹き込むとビンの口部分から出てくると思います。難しければクリーニングロッドを使って下さい。
6 リボンの取り付け
次にビンの口側から出ている紐に先ほど用意したリボンを結びつけます。
強く引っ張るのでしっかり結んで下さい。
リボンを結び終えたら下側から紐を引っ張り、リボンを上部に引き込みます。
これをやっておかないと、安全装置解除時に紐が見えてかっこ悪いことになります。
7 安全装置の取り付け
ある程度引き込んだところで安全装置の穴に紐を結びます。
こちらもほどけないようにしっかり結びましょう。
余った紐はカットして下さい。
8 安全装置のスタンバイ
リボンを軽く引き、写真のように安全装置の出っ張りが引っかかった状態にします。
9 合体
この状態で最初に組み立てた下部に差し込み、時計回りに回してロックしたら準備完了です!
ロックは結構固めです。固すぎる場合は上部パーツの赤く塗った部分を削って調整して下さい。
10 起爆
リボンを引っ張り、カチッとした感覚があれば起爆準備完了です!
衝撃により起爆します。
11 再装填
上部を反時計回りに回して外し、安全装置を指で引きだして下さい。
あとは5と同じです。
12 販売等
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
https://js-hardware.booth.pm/items/5424868
気になった方は是非一度見てみてください!
2023年10月29日
タナカ モーゼル Kar98k 新Air用の分割マガジンキット
ドーモ、ジュリエットです!
久しぶりに独軍装勢のお役に立てそうなパーツを開発しました!
タナカ Kar98kはサバゲで普通に戦える性能を持つ小銃として、独軍勢に愛されていると思います。
ただ、いかんせん、マガジンのサイズが長いため、98k用の革製ポーチに入りませんでした。
なので、独軍勢はポケットに入れたり、特注のマグポーチを作ったり、G3用のに入れたりと工夫をしていたと思います。
私はゆるふわドイツ勢で、厳密な装備にはこだわらないので、ガラケー用ポーチを加工して愛用していました。
それらを過去にするのが今回のパーツです!
【必要なもの】
● 3Dプリンタ製パーツ
● kar98k用マガジン
● M2×6タップネジ(無くても可)
【組み立て手順】
1 3Dプリンタパーツのチェック
今回のパーツはランナーで接続して出力している関係でバリが残っている箇所があります。
下の写真、赤丸のようなポッチが残っている場合はニッパーやカッターで除去してください。
2 マガジンの分解
Kar98kマガジンを分解します。分解はすべてのネジを外すだけなので簡単です。
バネがあるので飛ばさないようだけ気を付けましょう。
全部分解すると下の図の通りになるはずです。
プラ製のガワ以外はほぼすべて使います。
3 後部の組み立て
3Dプリンタパーツに六角ナット、バネとその先のパーツをはめます。
バネとその先のパーツは紛失しやすいので気を付けてください。
※ちなみにバネの寸法は線径0.3mm、外径2.9mm、長さ17mmくらいです。失くした場合は似たようなのを探しましょう。
もう片方のパーツで閉じ、オリジナルのマガジンから取り外したタップネジで留めます。
そのあと、鉄製のボトムパーツを六角キャップボルトで固定したら後部は完成です!
4 前部の組み立て
本体から外したばねに赤丸で示すフォロワーとスプリングガイドをつけて3Dプリンタ製パーツに収めます。
フォロワーとスプリングガイドはオリジナルから外したものでも3Dプリンタ製のでもどちらでも構いません。
反対側の3Dプリンタ製パ―ツを取り付けて、赤丸の部分をタップネジで留めます。
あとは何とかしてフォロワーを押しみましょう。レバーが溝に入れば勝ちです。フォロワーが飛んでいかないように注意してください。
最後にネジで留めておしまいです。オリジナルから外したネジは5本しかないため赤丸の分が足りないと思います。
ここを締めなくても使えないことはないですが、タップネジを別途購入してとめることをおススメします。
5 完成!
使い方は簡単で、前からスライドさせて後部をロックさせるだけです。
多少がたつきはありますが、問題はありません。
BB弾はだいたい17~18発くらい入ります。
BB弾を入れるとき、少ししか出ていないレバーを指で動かすよりも、フォロワーをドライバーなどで直接動かしてあげたほうがスムーズです。
何回か動かしているとアタリが取れてスムーズになっていきます。
ちなみに左側面の穴は何かを差しこんでフォロワーを止めておくためのものです。
8 注意
前部と後部のロック部分が折れる可能性があります。
通常利用している分には問題ありませんが、無理な力をかけないようにしてください。
7 余談
オリジナルとフォロワーの可動範囲が変わった関係で、全弾打ち切った後、コッキングすると押し戻せなくなります。
実銃もホールドオープンする(はず)なので、ちょうどよいかなと思っています。
この状態のときはマガジンが重力で落下しないので、軽くボルトを引きながら抜いてあげてください。
また、アマゾンで売っている、こちらのバネが使えることがわかりました。
https://amzn.asia/d/dseVnew
長さについては適宜調整してください。(純正と同じ200mmだと15発くらい入りますが、圧が強いです。)
8 販売等
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
気になった方は是非一度見てみてください!
https://js-hardware.booth.pm/items/5212897
久しぶりに独軍装勢のお役に立てそうなパーツを開発しました!
タナカ Kar98kはサバゲで普通に戦える性能を持つ小銃として、独軍勢に愛されていると思います。
ただ、いかんせん、マガジンのサイズが長いため、98k用の革製ポーチに入りませんでした。
なので、独軍勢はポケットに入れたり、特注のマグポーチを作ったり、G3用のに入れたりと工夫をしていたと思います。
私はゆるふわドイツ勢で、厳密な装備にはこだわらないので、ガラケー用ポーチを加工して愛用していました。
それらを過去にするのが今回のパーツです!
【必要なもの】
● 3Dプリンタ製パーツ
● kar98k用マガジン
● M2×6タップネジ(無くても可)
【組み立て手順】
1 3Dプリンタパーツのチェック
今回のパーツはランナーで接続して出力している関係でバリが残っている箇所があります。
下の写真、赤丸のようなポッチが残っている場合はニッパーやカッターで除去してください。
2 マガジンの分解
Kar98kマガジンを分解します。分解はすべてのネジを外すだけなので簡単です。
バネがあるので飛ばさないようだけ気を付けましょう。
全部分解すると下の図の通りになるはずです。
プラ製のガワ以外はほぼすべて使います。
3 後部の組み立て
3Dプリンタパーツに六角ナット、バネとその先のパーツをはめます。
バネとその先のパーツは紛失しやすいので気を付けてください。
※ちなみにバネの寸法は線径0.3mm、外径2.9mm、長さ17mmくらいです。失くした場合は似たようなのを探しましょう。
もう片方のパーツで閉じ、オリジナルのマガジンから取り外したタップネジで留めます。
そのあと、鉄製のボトムパーツを六角キャップボルトで固定したら後部は完成です!
4 前部の組み立て
本体から外したばねに赤丸で示すフォロワーとスプリングガイドをつけて3Dプリンタ製パーツに収めます。
フォロワーとスプリングガイドはオリジナルから外したものでも3Dプリンタ製のでもどちらでも構いません。
反対側の3Dプリンタ製パ―ツを取り付けて、赤丸の部分をタップネジで留めます。
あとは何とかしてフォロワーを押しみましょう。レバーが溝に入れば勝ちです。フォロワーが飛んでいかないように注意してください。
最後にネジで留めておしまいです。オリジナルから外したネジは5本しかないため赤丸の分が足りないと思います。
ここを締めなくても使えないことはないですが、タップネジを別途購入してとめることをおススメします。
5 完成!
使い方は簡単で、前からスライドさせて後部をロックさせるだけです。
多少がたつきはありますが、問題はありません。
BB弾はだいたい17~18発くらい入ります。
BB弾を入れるとき、少ししか出ていないレバーを指で動かすよりも、フォロワーをドライバーなどで直接動かしてあげたほうがスムーズです。
何回か動かしているとアタリが取れてスムーズになっていきます。
ちなみに左側面の穴は何かを差しこんでフォロワーを止めておくためのものです。
8 注意
前部と後部のロック部分が折れる可能性があります。
通常利用している分には問題ありませんが、無理な力をかけないようにしてください。
7 余談
オリジナルとフォロワーの可動範囲が変わった関係で、全弾打ち切った後、コッキングすると押し戻せなくなります。
実銃もホールドオープンする(はず)なので、ちょうどよいかなと思っています。
この状態のときはマガジンが重力で落下しないので、軽くボルトを引きながら抜いてあげてください。
また、アマゾンで売っている、こちらのバネが使えることがわかりました。
https://amzn.asia/d/dseVnew
長さについては適宜調整してください。(純正と同じ200mmだと15発くらい入りますが、圧が強いです。)
8 販売等
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
気になった方は是非一度見てみてください!
https://js-hardware.booth.pm/items/5212897
2023年07月18日
夏のサバイバルゲームにおすすめ!涼しさと快適さをもたらすグッズ紹介
今回は酷暑下のサバイバルゲームを快適に過ごすためのおすすめグッズをご紹介します。
暑い季節でも、サバイバルゲームを楽しみたいという方も多いと思います。
自家用車で参加する場合は扇風機やクーラーボックスを持ち込んで快適に過ごすことができますが、公共交通機関を利用する方にとっては荷物の制約があり、ハンディファン程度しか持ち込めません。
そんな時に私が見つけた、ツイッターで話題になっていたアイテムが大正解でした!
※リンク先はアフィリエイトリンクですので、ご了承ください。
アフィリエイト経由がイヤな方は「スネークブランド クーリングパウダー ラベンダー」でググってください。
今回私が試してみたのは、夏にぴったりなラベンダーの香りのグッズです。見た目はこんな感じです。
タイ語なのでよく分かりませんが、涼しさはちょうど中程度っぽいです。
(ほかのオリジナルとジャパニーズチェリーがどれくらいなのかは未確認)
蓋を開けると粉を出すための穴が開いています。
私個人としては、ラベンダーというよりも白檀に近い匂いを感じました。
お香を炊き込めたお堂のような、とてもありがたい雰囲気が広がります。
手に取ってみるとこんな感じです。普通にさらさらした粉です。
前腕に塗ってみます。
感覚的にはベビーパウダーのような感じで、なじむと白く残ることもなくさらさらになります。
この状態で風に当たると、ちょうどよいメントール系のような涼しさがあります。
私は最高気温が35.3℃の日にこの粉を使いましたが、体感温度は約30℃くらいに和らぎました。
ただし、このグッズはあくまで涼しく感じるだけで、実際に体温が下がるわけではありません。
また、発汗作用を抑えるものではないので、暑くないのに汗だけが出るという不思議な感じになりました。
(発汗作用を抑えたら体温調節機能が止まってしまうので、それはそれでダメなのです)
あくまで感覚的に快適さを提供してくれるものなので、適切な水分補給、ミネラル摂取、そして休憩は欠かせませんので、ご注意ください。
当日は午前と午後で2回程度塗り直しましたが、それで十分な効果を実感しました。
一緒に行った仲間たちにも勧めましたが、最初は半信半疑ながらも最後にはその効果を認めて、二人ほどポチってました。
※余談ですが、仲間たちの間では高貴な香りが評判になり、塗るだけで功徳が積める「徳パウダー」として大いに盛り上がりました。
あくまで、体感温度を下げるだけではありますが、蒸し風呂のような不快感を和らげてくれる効果は絶大です。
ナイログ(過去記事参照)を知った時並みに、多くのサバゲーマーに広めたいと思うほど、素晴らしいです。
めっちゃ安いというわけでもないですが、一人で使う分なら一缶で結構持つと思うのでだまされたと思ってぜひ買ってみてください。
軍装勢やコスプレ勢のような、軽装備がしづらい人には特におすすめですよ!
暑い季節でも、サバイバルゲームを楽しみたいという方も多いと思います。
自家用車で参加する場合は扇風機やクーラーボックスを持ち込んで快適に過ごすことができますが、公共交通機関を利用する方にとっては荷物の制約があり、ハンディファン程度しか持ち込めません。
そんな時に私が見つけた、ツイッターで話題になっていたアイテムが大正解でした!
※リンク先はアフィリエイトリンクですので、ご了承ください。
アフィリエイト経由がイヤな方は「スネークブランド クーリングパウダー ラベンダー」でググってください。
今回私が試してみたのは、夏にぴったりなラベンダーの香りのグッズです。見た目はこんな感じです。
タイ語なのでよく分かりませんが、涼しさはちょうど中程度っぽいです。
(ほかのオリジナルとジャパニーズチェリーがどれくらいなのかは未確認)
蓋を開けると粉を出すための穴が開いています。
私個人としては、ラベンダーというよりも白檀に近い匂いを感じました。
お香を炊き込めたお堂のような、とてもありがたい雰囲気が広がります。
手に取ってみるとこんな感じです。普通にさらさらした粉です。
前腕に塗ってみます。
感覚的にはベビーパウダーのような感じで、なじむと白く残ることもなくさらさらになります。
この状態で風に当たると、ちょうどよいメントール系のような涼しさがあります。
私は最高気温が35.3℃の日にこの粉を使いましたが、体感温度は約30℃くらいに和らぎました。
ただし、このグッズはあくまで涼しく感じるだけで、実際に体温が下がるわけではありません。
また、発汗作用を抑えるものではないので、暑くないのに汗だけが出るという不思議な感じになりました。
(発汗作用を抑えたら体温調節機能が止まってしまうので、それはそれでダメなのです)
あくまで感覚的に快適さを提供してくれるものなので、適切な水分補給、ミネラル摂取、そして休憩は欠かせませんので、ご注意ください。
当日は午前と午後で2回程度塗り直しましたが、それで十分な効果を実感しました。
一緒に行った仲間たちにも勧めましたが、最初は半信半疑ながらも最後にはその効果を認めて、二人ほどポチってました。
※余談ですが、仲間たちの間では高貴な香りが評判になり、塗るだけで功徳が積める「徳パウダー」として大いに盛り上がりました。
あくまで、体感温度を下げるだけではありますが、蒸し風呂のような不快感を和らげてくれる効果は絶大です。
ナイログ(過去記事参照)を知った時並みに、多くのサバゲーマーに広めたいと思うほど、素晴らしいです。
めっちゃ安いというわけでもないですが、一人で使う分なら一缶で結構持つと思うのでだまされたと思ってぜひ買ってみてください。
軍装勢やコスプレ勢のような、軽装備がしづらい人には特におすすめですよ!
2022年11月12日
タナカ ルガーP08ガスコキ化について
ドーモ、ジュリエットです!
タナカのガスガン、ルガーP08用のパーツが完成したので紹介します!
今回紹介するのはガスコキ化用のピストンとマルイホップを組み込むためのチャンバーです。
【開発経緯】
ルガーは独特の動作からファンも多いのですが、寒さに弱く、真夏以外ではワンマガジン撃ち切ることは難しいです。
そんのため、WW2独軍勢は冬場に使えるハンドガンがほとんどありません。
マルシンの固定ガスP38は廃盤、マルイのエアコキはルガーは廃盤、P38は謎デフォルメでマガジンも割りばしなのでちょっと・・・という感じです。
今回のパーツはタナカルガーを使うため、見た目や質感は文句なしです。
ただ、タナカルガーは可変ホップ搭載といいつつ、イモネジで上に向かって押し付ける謎ホップのため、ドライブシュートになり全然飛びません。
そのため、そのままガスコキにしてもゲームで使うにはかなりきついものとなってしまいます。
今回はそれに対応すべく、マルイ電ハン用パッキン&バレル対応チャンバーもセットにしました。
これらを合わせて使うことで、普通にサバゲーでも使える性能になります。
参考までに気温25℃で試射したものがこちらになります。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1582294748819513346
弾道を見るために試射した動画がこちらです。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1584091010149543936
【必要なもの】
1 3Dプリンタ製チャンバー
2 3Dプリンタ製ガスコキピストン
3 六角ナット
4 イモネジ
5 M2ネジ
6 ハンマースプリング(オプション)
7 スプリング用スペーサ(オプション)
【別途準備が必要なもの】
1 電ハン用バレル
2 電ハン用ホップパッキン
3 瞬間接着剤
4 バレルカット用の道具
5 ピンポンチとハンマー
6 ドライバー、六角レンチ
アフィリエイトで恐縮ですが接着剤はこちらを推奨しています。
PA12GBと金属の接着が出来るものであればなんでも構いません。
【組み立て手順 ピストン】
1 分解
スライドとシャーシを分解します。
2 オリジナルピストン取り外し
後ろ側のマイナスネジのふたを外します。
中にOリングと引きバネの台座があるのでこれを外します。
これでピストンを前から引き抜くことが出来ます。
取り外した写真のパーツはガスブロに戻すときに必要になるので大切に取っておいてください。
3 ガスコキピストンの取り付け
オリジナルピストンの代わりにガスコキピストンを取り付けます。
これでピストンは終わりです。
【組み立て手順1 チャンバーとバレル】
1 電ハン用バレルに巻いてある黒いシールをはがします。
2 チャンバーの組付け確認
チャンバーの前部と後部をつけてみます。
ハマりが悪い場合は、赤線で示した出っ張りの周りをやすりかマイナスドライバーでこすってあげるとハマるようになります。
面倒な場合は出っ張りを切り取ってしまっても構いません。
3 チャンバー内径の確認
チャンバーに電ハン用バレル&パッキンをはめてみます。
結構ギリギリな設計なので、きつい場合はバレルに紙やすりを巻き付けて内側をやすってください。
4 バレル長の調整
チャンバー前部と後部をバレルに取り付けて、スライドに取り付けてみます。
赤線の部分がツライチになれば問題ないですが、おそらく電ハン用バレルは長すぎるので切断する必要があると思います。
私の場合は87.35mmにしています。(ルガー4インチ)
5 ホップ機構の取り付け
意味一番の難関です。
紙や薄いプラスチックを丸めてチャンバーに差し込み、これをガイドにして六角ナットを接着します。
ネジ穴に接着剤がついたり、傾いたりしないように慎重に行ってください。
この時、横着してバレル&パッキンをガイドにして接着すると、高確率でパッキンごと羽目になるので気を付けてください。
6 完成
問題なければ
・ チャンバー前部と後部をM2ネジで固定
※ネジが小さいため、穴がナメてしまうことがありますが、ネジ止めしなくても特に問題ありません。
・ オリジナルから外したイモネジ(ホップ調整用)で下から回転止め
・ホップ調整用のイモネジを上から入れる
これで完成です。
【組み立て手順 シャーシ】
1 説 明
シャーシで行うのは、画像で示した、バルブノッカーロッカーの除去とスプリングの調整です。
2 スライドストップ機構の取り外し
まず、右側面の小さなマイナスネジを緩めます。ある程度緩めたらスライドストップ用のパーツと小さなバネが外せます。
3 セーフティレバーの取り外し
赤丸のプラスネジを外してセーフティレバーを取り外します。
4 ハンマーアッセンブリの取り外し
赤丸のピンをピンポンチとハンマーを使って外します。
これを抜くとハンマーアッセンブリが上方向に飛びそうになるので、最後の方は押さえながら抜いてください
5 バルブノッカーロッカーの除去
赤丸のマイナスネジふたつを外してバルブノッカーロッカーを除去します。
赤線で示したバルブノッカーロッカーのバネピンとマイナスネジはなくさないように戻しても構いませんし、外して保管しても構いません。
6 スプリングの調整
バルブノッカーロッカーの除去が終わったら、再度シャーシに組付け。4で外したピンでシャーシに固定します。
ハンマーを起こして赤丸のパーツを矢印方向に押し込むとハンマーが落ちることを確認します。
※ハンマーでけがをしないように気を付けてください。
※写真ではバルブノッカーロッカーがついたままになっていますがご了承ください。
確認が出来たらマガジンをはめてみて、どれぐらいガスが出るかを確認します。
ガスが出すぎるようなら、再度ハンマーアッセンブリを外して、スプリングをカットして下さい。
オリジナルをカットするのが怖いという方は、オプションのスプリングをお使いください。
ガスの出が弱い場合や、カットしすぎた場合はスペーサを使って調整してください。
7 組み立て
スプリングの調整が終わったら逆の手順で組み立てます。
【完 成】
お疲れさまでした。
あとはスライドとシャーシを合体させたら完成です!
ホップが強すぎる場合は、重量弾を使ったり、イモネジを削ったりして、適宜調整してください。
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
気になった方は是非一度見てみてください。
https://js-hardware.booth.pm/items/4313959
タナカのガスガン、ルガーP08用のパーツが完成したので紹介します!
今回紹介するのはガスコキ化用のピストンとマルイホップを組み込むためのチャンバーです。
【開発経緯】
ルガーは独特の動作からファンも多いのですが、寒さに弱く、真夏以外ではワンマガジン撃ち切ることは難しいです。
そんのため、WW2独軍勢は冬場に使えるハンドガンがほとんどありません。
マルシンの固定ガスP38は廃盤、マルイのエアコキはルガーは廃盤、P38は謎デフォルメでマガジンも割りばしなのでちょっと・・・という感じです。
今回のパーツはタナカルガーを使うため、見た目や質感は文句なしです。
ただ、タナカルガーは可変ホップ搭載といいつつ、イモネジで上に向かって押し付ける謎ホップのため、ドライブシュートになり全然飛びません。
そのため、そのままガスコキにしてもゲームで使うにはかなりきついものとなってしまいます。
今回はそれに対応すべく、マルイ電ハン用パッキン&バレル対応チャンバーもセットにしました。
これらを合わせて使うことで、普通にサバゲーでも使える性能になります。
参考までに気温25℃で試射したものがこちらになります。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1582294748819513346
弾道を見るために試射した動画がこちらです。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1584091010149543936
【必要なもの】
1 3Dプリンタ製チャンバー
2 3Dプリンタ製ガスコキピストン
3 六角ナット
4 イモネジ
5 M2ネジ
6 ハンマースプリング(オプション)
7 スプリング用スペーサ(オプション)
【別途準備が必要なもの】
1 電ハン用バレル
2 電ハン用ホップパッキン
3 瞬間接着剤
4 バレルカット用の道具
5 ピンポンチとハンマー
6 ドライバー、六角レンチ
アフィリエイトで恐縮ですが接着剤はこちらを推奨しています。
PA12GBと金属の接着が出来るものであればなんでも構いません。
【組み立て手順 ピストン】
1 分解
スライドとシャーシを分解します。
2 オリジナルピストン取り外し
後ろ側のマイナスネジのふたを外します。
中にOリングと引きバネの台座があるのでこれを外します。
これでピストンを前から引き抜くことが出来ます。
取り外した写真のパーツはガスブロに戻すときに必要になるので大切に取っておいてください。
3 ガスコキピストンの取り付け
オリジナルピストンの代わりにガスコキピストンを取り付けます。
これでピストンは終わりです。
【組み立て手順1 チャンバーとバレル】
1 電ハン用バレルに巻いてある黒いシールをはがします。
2 チャンバーの組付け確認
チャンバーの前部と後部をつけてみます。
ハマりが悪い場合は、赤線で示した出っ張りの周りをやすりかマイナスドライバーでこすってあげるとハマるようになります。
面倒な場合は出っ張りを切り取ってしまっても構いません。
3 チャンバー内径の確認
チャンバーに電ハン用バレル&パッキンをはめてみます。
結構ギリギリな設計なので、きつい場合はバレルに紙やすりを巻き付けて内側をやすってください。
4 バレル長の調整
チャンバー前部と後部をバレルに取り付けて、スライドに取り付けてみます。
赤線の部分がツライチになれば問題ないですが、おそらく電ハン用バレルは長すぎるので切断する必要があると思います。
私の場合は87.35mmにしています。(ルガー4インチ)
5 ホップ機構の取り付け
意味一番の難関です。
紙や薄いプラスチックを丸めてチャンバーに差し込み、これをガイドにして六角ナットを接着します。
ネジ穴に接着剤がついたり、傾いたりしないように慎重に行ってください。
この時、横着してバレル&パッキンをガイドにして接着すると、高確率でパッキンごと羽目になるので気を付けてください。
6 完成
問題なければ
・ チャンバー前部と後部をM2ネジで固定
※ネジが小さいため、穴がナメてしまうことがありますが、ネジ止めしなくても特に問題ありません。
・ オリジナルから外したイモネジ(ホップ調整用)で下から回転止め
・ホップ調整用のイモネジを上から入れる
これで完成です。
【組み立て手順 シャーシ】
1 説 明
シャーシで行うのは、画像で示した、バルブノッカーロッカーの除去とスプリングの調整です。
2 スライドストップ機構の取り外し
まず、右側面の小さなマイナスネジを緩めます。ある程度緩めたらスライドストップ用のパーツと小さなバネが外せます。
3 セーフティレバーの取り外し
赤丸のプラスネジを外してセーフティレバーを取り外します。
4 ハンマーアッセンブリの取り外し
赤丸のピンをピンポンチとハンマーを使って外します。
これを抜くとハンマーアッセンブリが上方向に飛びそうになるので、最後の方は押さえながら抜いてください
5 バルブノッカーロッカーの除去
赤丸のマイナスネジふたつを外してバルブノッカーロッカーを除去します。
赤線で示したバルブノッカーロッカーのバネピンとマイナスネジはなくさないように戻しても構いませんし、外して保管しても構いません。
6 スプリングの調整
バルブノッカーロッカーの除去が終わったら、再度シャーシに組付け。4で外したピンでシャーシに固定します。
ハンマーを起こして赤丸のパーツを矢印方向に押し込むとハンマーが落ちることを確認します。
※ハンマーでけがをしないように気を付けてください。
※写真ではバルブノッカーロッカーがついたままになっていますがご了承ください。
確認が出来たらマガジンをはめてみて、どれぐらいガスが出るかを確認します。
ガスが出すぎるようなら、再度ハンマーアッセンブリを外して、スプリングをカットして下さい。
オリジナルをカットするのが怖いという方は、オプションのスプリングをお使いください。
ガスの出が弱い場合や、カットしすぎた場合はスペーサを使って調整してください。
7 組み立て
スプリングの調整が終わったら逆の手順で組み立てます。
【完 成】
お疲れさまでした。
あとはスライドとシャーシを合体させたら完成です!
ホップが強すぎる場合は、重量弾を使ったり、イモネジを削ったりして、適宜調整してください。
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
気になった方は是非一度見てみてください。
https://js-hardware.booth.pm/items/4313959
2022年09月08日
【保存版】MG42電動ガンの比較と互換性について(+α)
ドーモ、ジュリエットです!
今回はMG42電動ガンの紹介をしたいと思います。
なお、私はゆるふわドイツ勢なのでモールドが云々だとか、刻印が云々だとかはあまり気にしません。
★バレルジャケット
S&Tだけ、一番先端側の丸穴がありません。ここでS&T製かそれ以外かを判別できます。
★フロントサイト
S&Tとショウエイは同じで、ネジで左右に傾けるような形状になっています。
G&Gはオリジナル形状で、前側のイモネジを緩めることで左右にスライドできます。
★ショウエイ製対空フロントサイトの対応
ショウエイ以外は穴の直径が細すぎて入りません。
★対空フロントサイト取り付け基部
マニアックな部分ですが、対空サイトは軸の溝をリングクリップで固定するような形状になっています。
そのリングクリップ用のスリットが銃側の基部には必要なのですが、なぜかG&Gだけありません。
バレル交換機能のおかげで一番リングクリップをつけやすいにもかかわらず、です。
サバゲで対空三脚&サイトを使う身として、ここは結構残念ポイントでした。
★バイポッドの互換性
ほぼすべてに互換性がありました。
唯一ダメだったのはショウエイEBBの銃本体にS&Tのバイポッドです。
こんな感じで後端部がギリギリ入りません。
まあショウエイ製にS&Tバイポッドを入れることはないと思うので問題ないでしょう。
★バイポッドの角度
互換性は確認できたので、G&Gの本体にそれぞれのバイポッドをつけてみた図です。
明らかにS&Tバイポッドは前に倒れすぎる感じがあります。
ショウエイとG&Gはほぼ同じくらいです。
横からバイポッドだけ見るとこんな感じです。
前側に最大まで倒した状態にして撮りましたが、固定できないので若干ずれているかもです。
S&Tだけ異常に前のめりが可能であることがわかります。
★S&Tフィードトレイとマガジン
S&Tマガジン以外は取り付けられないことはないですが、ロック部分がしっかりと掛かりません。
また、前側のツメのかかりが浅かったりするので、そのまま使うと脱落の恐れがあります。
★ショウエイフィードトレイとマガジン
ショウエイの場合、しっかりとロックがかかるマガジンはありませんでした。
S&Tマグなどは平行に取り付けることすら怪しい感じでした。バイポッドといい、相性が悪いようです。
実マグ、G&Gマグは入っているように見えますがロックはかかっていないので、激しい動きをした際に外れる恐れがあります。
★G&Gフィードトレイとマガジン
G&Gマグは幅が若干狭いのか、S&T、実ともに奥まで入れることが出来ませんでした。
余談ですが、私のG&G MG42はフィードトレイにマガジンがロックできない初期不良がありました。
別のフィードトレイに交換したところ、しっかり固定できるようになったため、個体差もあるのかもしれません。
(高級機なんだから、検品しっかりしろという話ではありますが・・・)
★フィードトレイの互換性について
フィードトレイは各社異なっています。
メカボがそれぞれ違うので、干渉しないためです。
ただ、意外と互換性があります。
こんな感じで、メカボに干渉するのでフィードカバーを閉じられませんが普通につきます。
唯一、G&Gフィードトレイの穴にS&Tの固定ピンが通らかったので、この組み合わせだけはダメでした。
ショウエイABBをお持ちの方は、ツメ付きフィードトレイがプレミア化してますので、加工して流用するのもいいかもしれませんね。
★その他(スリングポイント)
S&Tの欠点がスリングポイントです。
アルミ製で厚みが薄いため、スリングつけてハードに使っていると画像のようにえぐれてしまいます。
G&Gは結構使いこんでいますが全く劣化はありません。
12kgオーバーの本体をぶら下げるわけですが、バレルジャケットが恐ろしく頑丈なので安心です。
ショウエイはゲームでの使用がないのでわかりません。
ちなみに各社MG42をたたいた時の音はこんな感じです。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1567809585490309120
★その他(S&T豆知識)
他に書くところがないので・・・
S&Tはなぜかインチネジ仕様です。
チャンバーとメカボをつなぐあのネジはUNF#4 1/2がちょうどいいです。
★個人的な評価
あくまでゆるふわドイツ勢としての見解ですが、おすすめ順は G&G > S&T > ショウエイ かなと思います。
G&Gは刻印が・・・という人もいるかもしれませんが、あの凶悪なまでの重さが全てをリアルにしています。
筋力にもよりますが、ショウエイやS&Tは8kg程度なので普通に立射が可能で、巨大なアサルトライフルみたいな感じで使えます。
その点、G&Gはほぼ実銃と同じ12kgあります。
よほどのマッチョマンでない限り、肩付しての立射は困難です。
そのため、バイポッドでの伏せ撃ち、依託射撃、小脇に抱えたランボー撃ちしないと運用が出来ません。
FPSで見るような、構えたままでの匍匐などできるはずもありません。
また、フィールドイン・アウトのたびに12kgの物体をセーフティ⇔フィールドの間、運ぶ必要があります。
起伏の激しいフィールドではこれだけで重労働です。機関銃手の苦労を身をもって学ぶことが出来ます。
以上から、この重くて長くて扱いづらい感じが最高のMG42体験だと私は考えます。
そういう意味でも、リアルなMG42体験ができるG&Gが一番だと思います。
G&G MG42については「なかなか売っていない」「30万くらいする」という話を聞きますが、台湾から直輸入すれば2000ドル程度で購入できます。
実際、私はこちらで購入しました。
http://www.bbdragon.com.tw/product_info.php/products_id/3807
S&Tは安さと取り回しの良さとカスタム製で優れます。
内部はマルイ準拠なので、個人でもなんとかなります。
メカボ割れが話題になりますが、メカボ割れた話はネット上で出回っているだけで、リアルで見たことはありません。
割れたという話も流速のために強力なスプリングとヘビーピストンを組み込んだ結果なので、普通にカスタムする分には滅多に割れないと思います。
そういう意味でサバゲーでMG42を使いたい方にはS&T製がおすすめです。
ショウエイEBBは入手困難性もあり、ほぼほぼコレクターズアイテムだと思っています。
部屋撃ちや飾っておく人には一番おすすめできます。
ただし、銃自体が大きいので、EBBによる反動はほとんど無いと思ってもらっていいです。
そういう意味では、運用が不便になりますが、より反動が強く、リアルなABBを買った方がいいのかもしれません。
★最後に
MG42電動ガンはサードパーティ製のパーツなどありませんが、私含めて何人かパーツを作っていたりします。
参考までにリンクを貼りますので、よかったら見てみてください。
●ペロタ様
https://perota79.booth.pm/
●F&F Gunparts様
https://flatandfield.shopselect.net/items/44774308
●ジュリエット兵器局(うちのboothのページです)
https://js-hardware.booth.pm/
今回はMG42電動ガンの紹介をしたいと思います。
なお、私はゆるふわドイツ勢なのでモールドが云々だとか、刻印が云々だとかはあまり気にしません。
★バレルジャケット
S&Tだけ、一番先端側の丸穴がありません。ここでS&T製かそれ以外かを判別できます。
★フロントサイト
S&Tとショウエイは同じで、ネジで左右に傾けるような形状になっています。
G&Gはオリジナル形状で、前側のイモネジを緩めることで左右にスライドできます。
★ショウエイ製対空フロントサイトの対応
ショウエイ以外は穴の直径が細すぎて入りません。
★対空フロントサイト取り付け基部
マニアックな部分ですが、対空サイトは軸の溝をリングクリップで固定するような形状になっています。
そのリングクリップ用のスリットが銃側の基部には必要なのですが、なぜかG&Gだけありません。
バレル交換機能のおかげで一番リングクリップをつけやすいにもかかわらず、です。
サバゲで対空三脚&サイトを使う身として、ここは結構残念ポイントでした。
★バイポッドの互換性
ほぼすべてに互換性がありました。
唯一ダメだったのはショウエイEBBの銃本体にS&Tのバイポッドです。
こんな感じで後端部がギリギリ入りません。
まあショウエイ製にS&Tバイポッドを入れることはないと思うので問題ないでしょう。
★バイポッドの角度
互換性は確認できたので、G&Gの本体にそれぞれのバイポッドをつけてみた図です。
明らかにS&Tバイポッドは前に倒れすぎる感じがあります。
ショウエイとG&Gはほぼ同じくらいです。
横からバイポッドだけ見るとこんな感じです。
前側に最大まで倒した状態にして撮りましたが、固定できないので若干ずれているかもです。
S&Tだけ異常に前のめりが可能であることがわかります。
★S&Tフィードトレイとマガジン
S&Tマガジン以外は取り付けられないことはないですが、ロック部分がしっかりと掛かりません。
また、前側のツメのかかりが浅かったりするので、そのまま使うと脱落の恐れがあります。
★ショウエイフィードトレイとマガジン
ショウエイの場合、しっかりとロックがかかるマガジンはありませんでした。
S&Tマグなどは平行に取り付けることすら怪しい感じでした。バイポッドといい、相性が悪いようです。
実マグ、G&Gマグは入っているように見えますがロックはかかっていないので、激しい動きをした際に外れる恐れがあります。
★G&Gフィードトレイとマガジン
G&Gマグは幅が若干狭いのか、S&T、実ともに奥まで入れることが出来ませんでした。
余談ですが、私のG&G MG42はフィードトレイにマガジンがロックできない初期不良がありました。
別のフィードトレイに交換したところ、しっかり固定できるようになったため、個体差もあるのかもしれません。
(高級機なんだから、検品しっかりしろという話ではありますが・・・)
★フィードトレイの互換性について
フィードトレイは各社異なっています。
メカボがそれぞれ違うので、干渉しないためです。
ただ、意外と互換性があります。
こんな感じで、メカボに干渉するのでフィードカバーを閉じられませんが普通につきます。
唯一、G&Gフィードトレイの穴にS&Tの固定ピンが通らかったので、この組み合わせだけはダメでした。
ショウエイABBをお持ちの方は、ツメ付きフィードトレイがプレミア化してますので、加工して流用するのもいいかもしれませんね。
★その他(スリングポイント)
S&Tの欠点がスリングポイントです。
アルミ製で厚みが薄いため、スリングつけてハードに使っていると画像のようにえぐれてしまいます。
G&Gは結構使いこんでいますが全く劣化はありません。
12kgオーバーの本体をぶら下げるわけですが、バレルジャケットが恐ろしく頑丈なので安心です。
ショウエイはゲームでの使用がないのでわかりません。
ちなみに各社MG42をたたいた時の音はこんな感じです。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1567809585490309120
★その他(S&T豆知識)
他に書くところがないので・・・
S&Tはなぜかインチネジ仕様です。
チャンバーとメカボをつなぐあのネジはUNF#4 1/2がちょうどいいです。
★個人的な評価
あくまでゆるふわドイツ勢としての見解ですが、おすすめ順は G&G > S&T > ショウエイ かなと思います。
G&Gは刻印が・・・という人もいるかもしれませんが、あの凶悪なまでの重さが全てをリアルにしています。
筋力にもよりますが、ショウエイやS&Tは8kg程度なので普通に立射が可能で、巨大なアサルトライフルみたいな感じで使えます。
その点、G&Gはほぼ実銃と同じ12kgあります。
よほどのマッチョマンでない限り、肩付しての立射は困難です。
そのため、バイポッドでの伏せ撃ち、依託射撃、小脇に抱えたランボー撃ちしないと運用が出来ません。
FPSで見るような、構えたままでの匍匐などできるはずもありません。
また、フィールドイン・アウトのたびに12kgの物体をセーフティ⇔フィールドの間、運ぶ必要があります。
起伏の激しいフィールドではこれだけで重労働です。機関銃手の苦労を身をもって学ぶことが出来ます。
以上から、この重くて長くて扱いづらい感じが最高のMG42体験だと私は考えます。
そういう意味でも、リアルなMG42体験ができるG&Gが一番だと思います。
G&G MG42については「なかなか売っていない」「30万くらいする」という話を聞きますが、台湾から直輸入すれば2000ドル程度で購入できます。
実際、私はこちらで購入しました。
http://www.bbdragon.com.tw/product_info.php/products_id/3807
S&Tは安さと取り回しの良さとカスタム製で優れます。
内部はマルイ準拠なので、個人でもなんとかなります。
メカボ割れが話題になりますが、メカボ割れた話はネット上で出回っているだけで、リアルで見たことはありません。
割れたという話も流速のために強力なスプリングとヘビーピストンを組み込んだ結果なので、普通にカスタムする分には滅多に割れないと思います。
そういう意味でサバゲーでMG42を使いたい方にはS&T製がおすすめです。
ショウエイEBBは入手困難性もあり、ほぼほぼコレクターズアイテムだと思っています。
部屋撃ちや飾っておく人には一番おすすめできます。
ただし、銃自体が大きいので、EBBによる反動はほとんど無いと思ってもらっていいです。
そういう意味では、運用が不便になりますが、より反動が強く、リアルなABBを買った方がいいのかもしれません。
★最後に
MG42電動ガンはサードパーティ製のパーツなどありませんが、私含めて何人かパーツを作っていたりします。
参考までにリンクを貼りますので、よかったら見てみてください。
●ペロタ様
https://perota79.booth.pm/
●F&F Gunparts様
https://flatandfield.shopselect.net/items/44774308
●ジュリエット兵器局(うちのboothのページです)
https://js-hardware.booth.pm/
2022年08月19日
ミニモスカート用アダプタについて
ドーモ、ジュリエットです!
WW2独軍勢の中には、CAW製カンプピストルをお持ちの方も多いと思います。
私もコレクションに加えたくてヤフオクで入手しました。
が!
ミニモスカート付きは1万円くらい高かったため、本体だけしか持っていません。
ミニモスカートは生産終了してプレミア価格になってしまっており、
再販の情報もあったりなかったりするため、宝の持ち腐れになってしまっていました。
ただ、最近は蓄圧式カートが他にもあったなぁと思い、今回のアダプタ開発を思いつきました。
写真奥側のふたつのパーツです。
この写真に写っているのは
後列左 PPSショットシェル用スリーブ
後列右 ミニモスカートアダプタ(華山ショットシェル用)
前列左 PPSショットシェル
前列中 タクティカル ミニグレネード(ググったら出てきます)
前列右 華山ショットシェル
なお、タクティカル(略)と華山ショットシェルは同一規格で、仕組みも同じであり、長さが異なるだけでした。
華山ショットシェルはこのようにハマります。
PPSショットシェルを入れる場合は、先にスリーブを入れてから、PPSショットシェルを入れます。
こんな感じで問題なくカンプピストルに装填することが出来ます。
銃口側から見るとこんな感じです。
実際の動画はツイッターにアップしましたのでよろしければご確認ください。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1519234204688519169
家でカンプピストルが埃をかぶってしまっている方におススメできる一品です。
なお、性能は各ショットシェルの性能に左右されますのでその点はご了承ください。
※サバゲでの活躍を保証するものではありません。
こちらのページで販売しております。
https://js-hardware.booth.pm/items/3760133
なお、ミニモスランチャーにはPEQ-2型もあります。
こちらに使えるかを試したのですが、シェル後部を押す部分の直径が太すぎて押せませんでした・・・
このままなのも悔しいので、交換用発射ボタンも設計・試作はしています。
ただ、私は独軍勢でPEQ-2型ランチャーの需要が全く分からないので販売はしていません。
気になる方がおられましたらコメント、ツイッターのDM、Boothのメッセージ等でお気軽にお問い合わせください。
WW2独軍勢の中には、CAW製カンプピストルをお持ちの方も多いと思います。
私もコレクションに加えたくてヤフオクで入手しました。
が!
ミニモスカート付きは1万円くらい高かったため、本体だけしか持っていません。
ミニモスカートは生産終了してプレミア価格になってしまっており、
再販の情報もあったりなかったりするため、宝の持ち腐れになってしまっていました。
ただ、最近は蓄圧式カートが他にもあったなぁと思い、今回のアダプタ開発を思いつきました。
写真奥側のふたつのパーツです。
この写真に写っているのは
後列左 PPSショットシェル用スリーブ
後列右 ミニモスカートアダプタ(華山ショットシェル用)
前列左 PPSショットシェル
前列中 タクティカル ミニグレネード(ググったら出てきます)
前列右 華山ショットシェル
なお、タクティカル(略)と華山ショットシェルは同一規格で、仕組みも同じであり、長さが異なるだけでした。
華山ショットシェルはこのようにハマります。
PPSショットシェルを入れる場合は、先にスリーブを入れてから、PPSショットシェルを入れます。
こんな感じで問題なくカンプピストルに装填することが出来ます。
銃口側から見るとこんな感じです。
実際の動画はツイッターにアップしましたのでよろしければご確認ください。
https://twitter.com/JS_Hardware/status/1519234204688519169
家でカンプピストルが埃をかぶってしまっている方におススメできる一品です。
なお、性能は各ショットシェルの性能に左右されますのでその点はご了承ください。
※サバゲでの活躍を保証するものではありません。
こちらのページで販売しております。
https://js-hardware.booth.pm/items/3760133
なお、ミニモスランチャーにはPEQ-2型もあります。
こちらに使えるかを試したのですが、シェル後部を押す部分の直径が太すぎて押せませんでした・・・
このままなのも悔しいので、交換用発射ボタンも設計・試作はしています。
ただ、私は独軍勢でPEQ-2型ランチャーの需要が全く分からないので販売はしていません。
気になる方がおられましたらコメント、ツイッターのDM、Boothのメッセージ等でお気軽にお問い合わせください。
2022年08月18日
SRC MP40用カスタマイズパーツについて
ドーモ、ジュリエットです!
SRC 電動MP40のカスタムパーツが完成したので紹介します!
今回紹介するのは3つのパーツです。
1 剛性アップパーツリア
2 マグキャッチ調整リング
3 ホップ押し
それぞれについて説明します。
1 剛性アップパーツリア
AGM MP40の時にも作ったパーツです。
後部のネジ穴を利用してこのパーツを取り付けることで、アッパーの後端を支えられるようになり、剛性が増します。
また、ひねり方向のガタを抑えるために、上部を傘上にしました。
これはSRC MP40はアッパー上部のリブが深く、角が立っているため可能だったことです。
※お持ちの方はわかると思いますが、AGM MP40の上部のリブはもっさりしていて引っかかりがありません。
取付にはM4×30のキャップボルトが必要になります。
ちょっと見づらいかもですが、こんな感じでしっかりとアッパー後部を受け止めてくれます。
2 マグキャッチ調整リング
これはただの樹脂製ワッシャです。
設計ミスだと思いますが、SRC MP40はマグキャッチを押し込みすぎると反対側が飛び出てしまいます。
画像の通り、最悪の場合回転してしまい、マガジンを固定できなくなるという致命的な欠陥です。
この調整リングを取り付けることで、マグキャッチの飛び出し量を抑制することが出来ます。
取り付けは簡単で、マグキャッチを外してつけるだけです。
これで組み立てるとこんな感じの飛び出し量になります。
余談ですが、「この部分だけどうにかしたい!でもワッシャを加工する道具がない・・・」という方はこちらで代用できます。
自分の商品の代用品紹介するのもどうかと思いますが・・・汗
3 ホップ押し
SRC MP40はなぜかストイックな金属製ホップ押しを搭載しています。
そのため、ホップ調整がかなりピーキーで大変でした。
画像左がオリジナル、右が今回作成したホップ押しです。
このパーツにより、マルイ等で用いられているゴムチューブ式に変えることが出来ます。
長さの異なるものを3つセットにしているので、ちょうどよいものを見つけていただくか、
もしくはやすり等で削って調整してもらえればと思います。
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
気になった方は是非一度見てみてください。
https://js-hardware.booth.pm/items/4027261
SRC 電動MP40のカスタムパーツが完成したので紹介します!
今回紹介するのは3つのパーツです。
1 剛性アップパーツリア
2 マグキャッチ調整リング
3 ホップ押し
それぞれについて説明します。
1 剛性アップパーツリア
AGM MP40の時にも作ったパーツです。
後部のネジ穴を利用してこのパーツを取り付けることで、アッパーの後端を支えられるようになり、剛性が増します。
また、ひねり方向のガタを抑えるために、上部を傘上にしました。
これはSRC MP40はアッパー上部のリブが深く、角が立っているため可能だったことです。
※お持ちの方はわかると思いますが、AGM MP40の上部のリブはもっさりしていて引っかかりがありません。
取付にはM4×30のキャップボルトが必要になります。
ちょっと見づらいかもですが、こんな感じでしっかりとアッパー後部を受け止めてくれます。
2 マグキャッチ調整リング
これはただの樹脂製ワッシャです。
設計ミスだと思いますが、SRC MP40はマグキャッチを押し込みすぎると反対側が飛び出てしまいます。
画像の通り、最悪の場合回転してしまい、マガジンを固定できなくなるという致命的な欠陥です。
この調整リングを取り付けることで、マグキャッチの飛び出し量を抑制することが出来ます。
取り付けは簡単で、マグキャッチを外してつけるだけです。
これで組み立てるとこんな感じの飛び出し量になります。
余談ですが、「この部分だけどうにかしたい!でもワッシャを加工する道具がない・・・」という方はこちらで代用できます。
自分の商品の代用品紹介するのもどうかと思いますが・・・汗
3 ホップ押し
SRC MP40はなぜかストイックな金属製ホップ押しを搭載しています。
そのため、ホップ調整がかなりピーキーで大変でした。
画像左がオリジナル、右が今回作成したホップ押しです。
このパーツにより、マルイ等で用いられているゴムチューブ式に変えることが出来ます。
長さの異なるものを3つセットにしているので、ちょうどよいものを見つけていただくか、
もしくはやすり等で削って調整してもらえればと思います。
以上のパーツは下記サイトで販売しております。
気になった方は是非一度見てみてください。
https://js-hardware.booth.pm/items/4027261
2022年01月29日
Stg44(MP44)用ノーマルマガジンについて
ドーモ、ジュリエットです!
AGM製Stg44(MP44)のノーマルマガジン(スプリングマガジン)が完成したので紹介します。
1 必要なもの
①AGM Stg44マガジンのガワ
②AGM MP40 55連マガジンの中身
③3Dプリンタ製パーツ (こちらで購入できます。)
④M3×6のタップネジ×2
⑤スプリング×1
2 組み立て方
①Stg44のマガジンのガワとMP40マガジンの中身を準備します。
これはググれば出てくると思うので省略します。
②AGM MP40マガジンの中身を3Dプリンタパーツで挟みます。
③一度Stgのガワに入れてみてアタリを取ります。写真では少しか入れていませんが、実際は奥まで入れてみてください。
キツいようなら軽くヤスリがけをして調整をお願いします。
④マガジンリップ部分を組み立てます。
ストッパーとフタをつけてみて、動きを確認してください。
引っかかり等を感じるようであれば、かるくヤスリをかけるとスムーズになります。
⑤動きが確認出来たら、スプリングを取り付け、フタをつけ、ネジで留めてください。
フタをつけるときは、BB弾ストッパーをちょっと引っ張りながらつけるとつけやすいです。
普通のスプリングマガジンに比べるとスプリングがちょっときつめです。お好みでカットしてください。
⑥Stgのマガジンに差し込んだら完成です。
⑥Stg本体に装填した際、ロックされない場合は奥まで刺さるようにこの部分を軽く削って調整してください。
⑦弾上がりがスムーズに行かない場合は、3Dプリンタパーツの内側をヤスリで滑らかにしてください。
⑧Stgのマガジン形状から、直接BBローダでの給弾が出来ません。この点については注意点の項目をご確認ください。
3 注意点
Stgのガワに対して、MP40の中身がギリギリのため、このままだと装填時にStgマガジンの底部が開くと思います。対策は2つです。
①AGM MP40の中身を軽く削る
画像で飛び出ている部分を削ることではみ出さないようにします。
欠点 オリジナルパーツに不可逆な加工が必要
利点 Stgマガジンの底部フタを開けるだけで中身を取り出せるのでBBローダでのリロードが容易
②イモネジによる固定
Stgのガワと、3Dプリンタパーツをイモネジで固定します。
(イモネジはM3×6mm程度のものを別途ご用意ください。)
かなりギリギリになりますが、中身の底部を削らなくても飛び出しません。
※3Dプリンタパーツとガワの穴の位置がピッタリ合わないことがあります。必要に応じて加工してください。
欠点 中身を取り出すのにイモネジの付け外しが必要
マガジンのロック位置がギリギリになるので、組み立て工程⑥の加工が必要になる可能性がある。
利点 オリジナルパーツの加工が不要
AGM製Stg44(MP44)のノーマルマガジン(スプリングマガジン)が完成したので紹介します。
1 必要なもの
①AGM Stg44マガジンのガワ
②AGM MP40 55連マガジンの中身
③3Dプリンタ製パーツ (こちらで購入できます。)
④M3×6のタップネジ×2
⑤スプリング×1
2 組み立て方
①Stg44のマガジンのガワとMP40マガジンの中身を準備します。
これはググれば出てくると思うので省略します。
②AGM MP40マガジンの中身を3Dプリンタパーツで挟みます。
③一度Stgのガワに入れてみてアタリを取ります。写真では少しか入れていませんが、実際は奥まで入れてみてください。
キツいようなら軽くヤスリがけをして調整をお願いします。
④マガジンリップ部分を組み立てます。
ストッパーとフタをつけてみて、動きを確認してください。
引っかかり等を感じるようであれば、かるくヤスリをかけるとスムーズになります。
⑤動きが確認出来たら、スプリングを取り付け、フタをつけ、ネジで留めてください。
フタをつけるときは、BB弾ストッパーをちょっと引っ張りながらつけるとつけやすいです。
普通のスプリングマガジンに比べるとスプリングがちょっときつめです。お好みでカットしてください。
⑥Stgのマガジンに差し込んだら完成です。
⑥Stg本体に装填した際、ロックされない場合は奥まで刺さるようにこの部分を軽く削って調整してください。
⑦弾上がりがスムーズに行かない場合は、3Dプリンタパーツの内側をヤスリで滑らかにしてください。
⑧Stgのマガジン形状から、直接BBローダでの給弾が出来ません。この点については注意点の項目をご確認ください。
3 注意点
Stgのガワに対して、MP40の中身がギリギリのため、このままだと装填時にStgマガジンの底部が開くと思います。対策は2つです。
①AGM MP40の中身を軽く削る
画像で飛び出ている部分を削ることではみ出さないようにします。
欠点 オリジナルパーツに不可逆な加工が必要
利点 Stgマガジンの底部フタを開けるだけで中身を取り出せるのでBBローダでのリロードが容易
②イモネジによる固定
Stgのガワと、3Dプリンタパーツをイモネジで固定します。
(イモネジはM3×6mm程度のものを別途ご用意ください。)
かなりギリギリになりますが、中身の底部を削らなくても飛び出しません。
※3Dプリンタパーツとガワの穴の位置がピッタリ合わないことがあります。必要に応じて加工してください。
欠点 中身を取り出すのにイモネジの付け外しが必要
マガジンのロック位置がギリギリになるので、組み立て工程⑥の加工が必要になる可能性がある。
利点 オリジナルパーツの加工が不要
2022年01月15日
MP40 多弾マガジン化について
ドーモ、ジュリエットです!
MP40の電動ガンはAGM製とSRC製が主流ですが、ほとんどの人がAGM 55連マガジンで運用していると思います。
マグチェンジの楽しみもあり、嫌いではないのですが、6本+1本で実際撃てるのが350発前後というのはなかなかシビアで、無限復活戦とかでは苦労します。
SRC製とS&T製の多弾マガジンもあるのですが、どちらもゼンマイが悪いのか設計がダメなのか、一度の巻き上げで5発くらいしか出ず、これまた使い勝手が悪いです。
解決策をググっても出てくるのはだいたいマルイのUZI多弾マガジン改造記事ばかりで、UZIが絶版となった今では厳しいものがあります。
なにか使えるゼンマイはないものかと探していたところ、見つけたのがこちらです!
マルイのスコーピオンMod.M用の多弾マガジンです!
それではMP40用多弾マガジンの作り方について説明していきます。
1 必要なもの
①AGM MP40用55連マガジン
②東京マルイ スコーピオンMod.M用280連マガジン
③ジュリエット兵器局謹製3Dプリンタパーツ(こちらで購入できます。)
※3Dプリンタパーツなしで作りたい方は、コイルスプリング等で作れると思います。
2 作り方
2-1 スコーピオンマガジンの分解
①スコーピオンのマガジンを分解します。赤丸部分に六角ネジが入っているのでこれを外して、給弾部を少し上に持ち上げます。
②次に下から巻き上げギアを上に押し上げて、底部のカバーをスライドさせて外します。
③あとは下からゼンマイ部を取り外すだけです。
④スコーピオンからとるパーツはゼンマイ部と、マガジン上部パーツのこの赤丸部分についている小さいネジです。
2-2 MP40マガジンの分解とすり合わせ
①MP40マガジンは上から引き抜くだけで分解可能です。底部はマイナスドライバー等でツメをこじれば取れます。
②次に先ほど取り出したスコーピオンのゼンマイ部をMP40マガジンのガワに入れてみます。
個体差があると思いますが、少し硬いくらいで入るはずです。アタリがある場合は軽くヤスリをかけるなどして、ちゃんと上から入れて下までいくようにしてください。
ちなみに画像の場合はSRC用の向きです。
2-3 組み立て
①ゼンマイ部分の上部に3Dプリンタパーツを取り付けます。そのままでもしっかりつきますが、スコーピオンからとったネジで固定すると確実です。
②ボトムカバーを取り付けます。見た目にこだわりたい方はオリジナルを加工して使ってもいいと思います。
落下の恐れや、砂等の混入をを気にしないのであれば、ボトムカバーをつけなくても大丈夫です。
③上からゼンマイ部を入れます。入れた後にBB弾を入れて動作確認をします。
小型ゼンマイの特性上、多少ゆすらないと最初の弾を拾わないことがあるのでその点はご理解ください。
④マガジン上部を組み立てます。3Dプリンタパーツをそのままつけるだけです。きつすぎてはいらない場合は少しやすりをかけてください。
⑤この上部を下部に取り付けたら完成です!
給弾は上部を取り外して行ってください。装弾数は測っていませんが200発くらいかと思います。
あまり入れすぎると弾詰まりしやすいので、ある程度空間に余裕を持たせて入れるのがコツです。
3 その他
AGM MP40の55連マガジンの中身が残りますが、とっておくといいことがあるかもしれません・・・
いいことの記事はこちら↓
https://jshardware.militaryblog.jp/e1089112.html
MP40の電動ガンはAGM製とSRC製が主流ですが、ほとんどの人がAGM 55連マガジンで運用していると思います。
マグチェンジの楽しみもあり、嫌いではないのですが、6本+1本で実際撃てるのが350発前後というのはなかなかシビアで、無限復活戦とかでは苦労します。
SRC製とS&T製の多弾マガジンもあるのですが、どちらもゼンマイが悪いのか設計がダメなのか、一度の巻き上げで5発くらいしか出ず、これまた使い勝手が悪いです。
解決策をググっても出てくるのはだいたいマルイのUZI多弾マガジン改造記事ばかりで、UZIが絶版となった今では厳しいものがあります。
なにか使えるゼンマイはないものかと探していたところ、見つけたのがこちらです!
マルイのスコーピオンMod.M用の多弾マガジンです!
それではMP40用多弾マガジンの作り方について説明していきます。
1 必要なもの
①AGM MP40用55連マガジン
②東京マルイ スコーピオンMod.M用280連マガジン
③ジュリエット兵器局謹製3Dプリンタパーツ(こちらで購入できます。)
※3Dプリンタパーツなしで作りたい方は、コイルスプリング等で作れると思います。
2 作り方
2-1 スコーピオンマガジンの分解
①スコーピオンのマガジンを分解します。赤丸部分に六角ネジが入っているのでこれを外して、給弾部を少し上に持ち上げます。
②次に下から巻き上げギアを上に押し上げて、底部のカバーをスライドさせて外します。
③あとは下からゼンマイ部を取り外すだけです。
④スコーピオンからとるパーツはゼンマイ部と、マガジン上部パーツのこの赤丸部分についている小さいネジです。
2-2 MP40マガジンの分解とすり合わせ
①MP40マガジンは上から引き抜くだけで分解可能です。底部はマイナスドライバー等でツメをこじれば取れます。
②次に先ほど取り出したスコーピオンのゼンマイ部をMP40マガジンのガワに入れてみます。
個体差があると思いますが、少し硬いくらいで入るはずです。アタリがある場合は軽くヤスリをかけるなどして、ちゃんと上から入れて下までいくようにしてください。
ちなみに画像の場合はSRC用の向きです。
2-3 組み立て
①ゼンマイ部分の上部に3Dプリンタパーツを取り付けます。そのままでもしっかりつきますが、スコーピオンからとったネジで固定すると確実です。
②ボトムカバーを取り付けます。見た目にこだわりたい方はオリジナルを加工して使ってもいいと思います。
落下の恐れや、砂等の混入をを気にしないのであれば、ボトムカバーをつけなくても大丈夫です。
③上からゼンマイ部を入れます。入れた後にBB弾を入れて動作確認をします。
小型ゼンマイの特性上、多少ゆすらないと最初の弾を拾わないことがあるのでその点はご理解ください。
④マガジン上部を組み立てます。3Dプリンタパーツをそのままつけるだけです。きつすぎてはいらない場合は少しやすりをかけてください。
⑤この上部を下部に取り付けたら完成です!
給弾は上部を取り外して行ってください。装弾数は測っていませんが200発くらいかと思います。
あまり入れすぎると弾詰まりしやすいので、ある程度空間に余裕を持たせて入れるのがコツです。
3 その他
AGM MP40の55連マガジンの中身が残りますが、とっておくといいことがあるかもしれません・・・
いいことの記事はこちら↓
https://jshardware.militaryblog.jp/e1089112.html
2021年08月17日
AGM MP40スプリングマガジンの弾ブシャ―対策
AGM MP40のスプリングマガジンは55発しか入らないですが、各社のMP40多弾マガジンが微妙であることからユーザも多いと思います。
また中身を前後逆に入れ替えることで、そのままSRC MP40にも対応できるため、私もSRC用として利用しています。
ただこのマガジン、個体によってはストッパーが緩いのか、BB弾を詰めた直後や、銃に装填した瞬間に「ブシャ―」っと弾を吐き出してしまうことがあります。
一応解決策がありますので、メモ代わりに紹介しておきます。
①まず、マガジンの上部を抜きます。
たぶん手で抜けますが、きつい場合はマイナスドライバーでてこの原理で引き抜きましょう。
②もう一段階分解するとこの状態になります。
③この手に持っているパーツが浮き上がることで、ストッパーが外れて「ブシャ―」が発生します。
なので、外して裏返し、赤で塗った場所に両面テープかのりをつけて浮き上がらないようにしてあげれば、改善されると思います。
たぶんこれで直ると思いますが、もし直らなかったらごめんなさいm(_ _)m
また中身を前後逆に入れ替えることで、そのままSRC MP40にも対応できるため、私もSRC用として利用しています。
ただこのマガジン、個体によってはストッパーが緩いのか、BB弾を詰めた直後や、銃に装填した瞬間に「ブシャ―」っと弾を吐き出してしまうことがあります。
一応解決策がありますので、メモ代わりに紹介しておきます。
①まず、マガジンの上部を抜きます。
たぶん手で抜けますが、きつい場合はマイナスドライバーでてこの原理で引き抜きましょう。
②もう一段階分解するとこの状態になります。
③この手に持っているパーツが浮き上がることで、ストッパーが外れて「ブシャ―」が発生します。
なので、外して裏返し、赤で塗った場所に両面テープかのりをつけて浮き上がらないようにしてあげれば、改善されると思います。
たぶんこれで直ると思いますが、もし直らなかったらごめんなさいm(_ _)m